今回で最終戦となるサウンドフェスティバルが10月15~16日に行われました。
前回のサマーサンフェスは同月に選手権があったため参加を見送っていたが、10月のレースはファイナルサンフェスだけなので迷わず参加。
10月15日(土)雨時々曇り。前日練習は午前中娘たちの運動会があったため午後から参加。
お昼前にSUGO入りするが天候はイマイチ。細かい雨が降っていて、現時点での路面はウェット。しょうがなく午後イチの練習はウェットのためキャンセルして、とりあえず受付&車検を済ませ明日の整備に励む。ちなみに今日のお手伝いは大槻&浩太郎の2人が駆けつけてくれる。この2人はいつも手伝ってくれて本当頭が下がります。
今回フレベからの出走は私(TT-F1)と高瀬(FNB)の2台だけと寂しいものになってます。末永チームも小野寺氏(MP400)の1台がエントリー。でも土曜は高瀬が仕事で来ないし、小野寺さんは既にビールでアルテイド中毒になっている模様(笑)
GSX-Rは前日、フクダさんとこでフロントのスプリングを替えてもらい、その感触を試したいので、どうしてもドライで走りたい。そう思っていると時間が経つにつれ天候が回復してきた。このままだとギリギリ最終枠の走行がドライで走れそうだ。慌ててバイクを仕上げ、走行準備を開始する。そしてPM4:00からの走行にドライタイヤで出走。しかし雨もやんで太陽が出てきたが路面は完全に乾いていなかった(涙)結局恐る恐る走って終了・・・。結局テスト&練習になんないじゃん!
まあ天気を恨んでもしょうがないので、そそくさとメンテナンスを始める。タイヤ交換、オイル交換・・・・といつものメンテナンスをこなして本日の業務終了。明日はどうかドライでのレースが出来ますように・・・・PM6:00帰路に着く。
10月16日(日)曇りのち晴れ。夜中に目を覚ますと外は強い雨。天気予報では日曜は晴れなのになぁと思いつつ再就寝。
AM6:00起床。どうやら昨夜の雨はやんだようだが路面は完全に濡れている&空はどんより曇ってる。このままだと予選はレインかなぁと考えつつSUGOに向かう。SUGOに着いても状況は変わらず。予選が早い人たちはレインタイヤで出走準備をしている。
自分は10時20分からの予選なのでドライでの望みを捨てずに敵情視察。TT-F1のライダーに声を掛けて談合を始める(笑)
FNBの予選は9時開始。高瀬はレインで出走。でもフルウェットでないので速い人は50秒を切っている。そんな中、CBRの佐々木さんが46秒!と恐ろしい記録を更新。しかもタイヤは俺が上げた6時間耐久で使用した中古レイン・・・。佐々木さん恐るべし。でもハーフウェットだから逆に溝が減っているレインの方が良かったのかもね。では高瀬はと言うと・・・かなり後ろの方みたい。どうした高瀬!6耐で燃え尽きたか!
そしていよいよ自分の番が近づいてきた。路面もなんとか間に合ったようだ。でもスプリングを替えての初めての全開走行なのでちょっと不安かも。最初はゆっくりとコースイン。路面を確認するとレコードラインはドライだが少しアウトにずれるとまだ薄く濡れている所がある。こういった路面での全開走行は気が抜けないが、徐々にペースを上げてタイムアタック開始。
バイクはスプリング交換のせいか前後の挙動変化が少なく走りやすい&ブレーキを握りながらの突っ込みもし易いぞ!するとすぐに黄色いドカに追いつく。ストレートではグイグイ離されるが、コーナーではこっちの方に余裕がある。しかしあまりの加速の違いで抜かせな~い!最初は一度引いてからのアタックも考えたが、時間もないのでこのまま後ろで新しいセッティングの確認を行う。チェッカーが振られストレートの順位ボードをチラッと見ると自分のゼッケンが見当たらない・・・。まだまだダメなのかなぁと思いピットに戻り結果を見ると、なんと!ポールポジションではないですか!順位ボードではまさか自分が一番上だとは思わなかったので見落としていました(爆)でもタイムは40秒566と平凡なタイム。まあマシンの感触はいいので次の走行が楽しみである。
TT-F1の予選が終わると、すぐに最初の決勝が始まる。FNBに参加の高瀬は結局決勝も調子が上がらず、しかもフライングスタートでペナルティまで課せられているし・・・・。
結局23位と、とんでもない順位で終了。さすがに本人も悔しそうである。この借りは11月ミニバイクレースで晴らしてくれ。
決勝はPM2:30からなので、しばし暇を持て余し場内をウロウロ。今日はDatefmのガレージ銀杏坂ミーティングが開催されているし、ロードライダー誌のグッドルッキンの撮影会も来ていたなぁ。それに体験走行はたくさんの人たちが自分の番を待っている。色々な人たちがたくさん来ていているが、この中の数%がレースに参加してくれることを切に願いますな。
PM2:00、今日はなんと両親がやって来ることに。長いことレース活動をしているが、こんなことは初めてだ。両親と一緒にモモとチビ達もSUGO入り。レースモードに突入したいが周りが騒がしい(笑)
PM2:35スタート前チェックが始まりそのままコースに整列。一番前は何回味わっても気持ちがいいね。家族やチーム員と写真を撮って選手紹介。さてそろそろ本気モードになりますかとバイクに跨る。サイティングラップが始まりスタート時間が迫る。周りは大排気量&いつものスタートが上手い田中選手なので、最低でもスタートで田中選手の前に出ないと勝ち目が無い。そしてシグナルが消滅してスタート。自分ではかなり上出来なスタートダッシュ(笑)でもさすがに排気量差でドカ2台に前を行かれるが、田中選手を押さえることに成功。このままの状態で裏ストレートへ続くがすでに先頭は100mm位先行している。空冷ドカの友野選手も速いがストレートはGSX-Rの方が速いようだ、が、田中選手のCBR600RRはもっと速い(涙)結局ストレート後のブレ-キングで抜かれ4位に。このままではまずいので、すぐに空冷ドカをパスして追撃する。
いつもの展開だとコーナーはどっこいどっこい→ストレートで少し離される→コーナーで詰めるの繰り返しだったが、今回コーナーでは明らかに自分の方が速いのが分かる。しかしストレートでは相変わらずスリップに付ける状態ではないが確実に差は前回より少ない。フロントスプリング交換&足回り再セッティングの効果が出たようだ。でもこのまま行けばクラスは2位。ここは勝負に出ないとダメだと思い最終ラップのSPアウト立ち上がりで田中選手をアウトからかぶせる。計算上ではかぶせる→110Rの進入でインを付く→クラス1位の図式が出来上がっていたが、現実は甘くなくSPアウトの立ち上がりで前に道がない!→そのままダート走行してました(没)。結局作戦は失敗し空冷ドカの友野選手にも抜かれ、総合4位、クラス2位でチェッカー。ここで2005年のファイナルサンフェスが終わりました。
とりあえず一人反省会。足回りのセッティングは若干の調整が必要だが一応この仕様がベストかも(2年掛かりましたが・・・)。しかし何度も言うがもう少しパワーが欲しい!せめて田中選手のCBRと同じパワーなら確実に前に行けるのになぁ。
とりあえず選手権の最終戦もこのままの仕様で出場します。でも来年はエンジンをリフレッシュしての出場予定するし、さらにヨシムラから新しく発売されたインジェクションプログラムを導入すれば絶対パワーが上がるはず!?フクダさん毎度のことですがヨロシク頼みますよ!
もうひとつ、サンフェスのクラス分けもそろそろ刷新した方が良いのでは・・・?このまま行くと何だかハッキリしないクラスばかりでエントリー台数が減っていくような感じがするよなぁ。SUGOさんにも頑張っていただき来年も楽しくレースをしたいもんです。
最後に今回もお手伝い&応援に来ていただいた浩太郎&大槻、エミ、齋藤、そして佐々木さん伊藤君ありがとう。次回もよろしくお願いします。
次回はいよいよ今年最後のロードレースとなる選手権第5戦。目標タイムはずばり38秒と言いたいところだが、とりあえず最後のレースを悔いなく終わりたいもんです。
では今回はこの辺でジ~エンド~。