今年も草レースのお祭り、SUGOファーストサウンドフェスティバルが始まる。
今シーズンのレース活動はトラブル、濃霧での中止と2戦連続で決勝を走っていない・・・。
ので、そろそろ結果を残したいと悶々とした気持ちでサンフェスの開催を待っていました。
6月3日(土)、いつものように前日練習にSUGO入りしたいんだが、なぜか荒浜そばの
海浜公園にいる(笑)今日は娘二人の遠足の日。午前中だけと言う約束で遠足のお供。
しかしこの公園、初めて来たが非常に楽しい公園である。ファミリーのみなさん一度は来園の価値ありですよ。
AM 11:00 娘たちが夢中で遊んでいる隙に公園を抜け出す。急いでBMWを飛ばし、自宅に戻りキャラバンに乗り換え、PM 12:00 SUGO入り。本日の練習メンバーは高瀬@ドカ749R、浩太郎@ZX-6RR、小金山@CBR600F4、そして、おやぶん@GSX-R600の4台。
俺を除いての3名は最近調子がよく、グングンタイムを伸ばしている。
さて、午後から練習走行をするために準備が忙しい。練習カウル(新品カウルは写真を見てね)に交換して走行準備を行う。しかし、今履いているリアタイヤがソフトのため、若干不安もあるかなぁ・・・。
PM 1:20 1回目の走行を始める。今回は毎周全開で走るのではなく、苦手なコーナーを重点的に練習する。
現在の課題は、①コーナーのブレーキング~②~③までの区間、それにレインボーコーナーのコーナーリングスピードのアップ、110Rコーナーの車速伸ばしと、シケンインへのアプローチ、てな感じで所々スピードダウンをして課題のコーナーだけ集中して練習を行う。当然タイムにバラツキが出るが、1周まともに走るとあっさり40秒5を記録。
う~ん、やはり課題のコーナーを克服すれば問題なく39秒は更新出来そうだ。しかし、ソフトタイヤでの連続走行はちと辛い・・・1回目は少し時間を残して終了とする。ほかのメンバーも走行環境がいいようで、タイムを更新しているようだ。
PM 3:00 2回目の走行開始。同じように練習を繰り返すが、走りに精彩がないのが自分でも感じ取れる。
辛うじて40秒台は出るが、精神的にこれ以上のタイムアップは期待できなさそうなので、一つ一つのコーナーを確認する練習に切り替える。走り自体は悪くないので明日に期待して、本日の走行を切り上げる。
走行後は選手受付、タイヤ&オイル交換、本番カウルの取付等々メンテナンスを行い、PM 5:OO 帰路につく。
6月4日(日)AM 7: 00 SUGO入り。今日は久々に雨の心配はなさそうだ。サンフェスも今年から車検がワンディになったのでバタバタと車検の準備をする。
AM 8:20 車検開始。先に予選が早い浩太郎&小金山の受験。続いておやぶん&高瀬も
受験するが問題なくOK。車検が終わると、TTF-1クラスの予選がすぐに始まる。
あっ、その前に本日のメンバー紹介。ライダーは前日のメンツで、ヘルパーにあやや、恵美、タディ、ヨッシー親子、おやぶん一家、そして新型R6を引っさげて味戸もSUGOにやってきた。タディと味、あやや、おやぶんは体験走行も行う予定。ちなみに、おやぶんが乗る予定のバイクはレース中にエンジンブローで出走できず(涙)
AM 10:30 自分の予選の番がやってくる。予選の前に福田さんからアドバイスをいただき、リアのプリロードと圧側の減衰を調整する。
気持ちを高めてコースイン、最初は高ぶる気持ちを押えてゆっくりと周回する。そして3周目、タイムアタック開始!と行きたいところだが、ストレートが早いR6に捕まってしまい、思うようにタイムアタックが出来ない・・・。仕方がないので一度タイムアタックを止めて前走者と間を空けてタイムアタックを図るが、間隔の取り方がイマイチで後半に追いついてしまう(汗)
予選時間も残り少なくなり、気持ちも焦るが、今日はやけに落ち着いている自分がここに居る。残り3分の所でまたタイムアタック、残り2周に勝負を掛ける。1周目39秒5!、そして最終ラップ、④コーナー立ち上がりで思いっきりリアがスライドしてハイサイド気味になるが、立て直しタイムアタックを続ける。このまま行けば39秒も切れる感触でSPアウトを立ち上がるが、その先を見ると黄旗が揺れている・・・・あ~前のドカを抜かさせてくれ~と言っても後の祭り・・・。結局39秒5で予選終了。総合3位で終わる。
たらればは言いたくないので、決勝ではこの調子で是非タイムを更新したいもんです。
バイクの方は、どうも立ち上がりのスライドが早いため、決勝を前に若干リアの圧側減衰を抜いてみる。
PM 2: 40 スタート前チェック開始。決勝までの間があり過ぎてちょっとお疲れ。選手権とは違い、ウォームアップなしでグリッドへ。本当は一番左が良かったが、フロントロウはやっぱり気持ちいい。しかし今年初めての決勝のため、ちょっと緊張気味。
高瀬はと言うと驚異的なタイムを出してすぐ後ろに構えている。サンフェスの場合、決勝は7周と少ないため、パワーのあるドカに先行されると間違いなく不利になる。ここはなんとしても高瀬だけには前に行かれないよう注意せなばならぬ。
そうこうしているうちにサイティングラップ開始、ポールの佐々木さんの様子を伺うため、いつもより速いペースでサイティングを行う。10%勾配をゆっくり登って、グリッドに付きシグナルが変わるのを待つ・・・・!そしてシグナルが消えるのを確認してスタート!
少しリアタイヤが空転するが良いスタートが切れて、なんとホールショットで①コーナーを通過!②~③と先頭で走るが④の入り口で佐々木さんが強引に抜いてくる!佐々木さんはオーバースピードのためインが空き、自分はインに飛び込んではらみながら佐々木さんを外に追い出すことは可能だが、大人なので(笑)そういう手は使わない(←この甘さが勝てない原因)
その後は、あれよあれよと佐々木さんに放され、予選2位の波多野さんにも裏ストレートで抜かれる。必死に追い上げようとするが、焦れば焦るほどタイミングがずれ、シケインの進入でギア抜け、S字でオアーバーラン、またまたシケインでギア抜けと、全くいいところなし(涙)
途中、R1の宮城さんにも抜かれ、結局4位でチェッカーとなりました。
でも今日の予選、決勝で佐々木さんの後ろを走り、自分と違うところを再発見。やっぱり②コーナーは自分が遅いこと、S字の切り返しポイントが違うこと、レインボーのライン取りが違うこと等々、いろいろ勉強になったレースでした。
今回のレースを終えて・・・。GSX-R600では3シーズン目となる今年、コース1周をきちんとまとめれば39秒が出ることはハッキリしてきた。今後は1周まとめることを当たり前に出来るようにすること、また現在も続く課題を克服すれば、38秒台も見えて来るかな。
次戦の選手権まで練習は2回、少しずつでいいから前進したいもんです。
さてさて来週はモモのエンデューロ参戦、おやぶん一家は相変わらず忙しい週末が続きそうです。では今回はここまで・・・。おしまい。