2008年のSUGO選手権も8月に入り折り返しを迎える。
地方選手権は今回も入れてあと3回開催されるが、チャレンジはあと2回しかない。
全日本SUGO大会は来年へ持ち越しとしたため、残り2回悔いのないレースをしたいもんです。
今年に限ってはレースにおいて雨天による中止はもちろん、ウェットレースもないとは非常に稀である。
8月9日(土) 選手権の前日練習に参加。先週の練習走行で感触の良い39秒台が出ているので走るのが楽しみである。前回から空燃費もロガーで見れるようになり、現状の把握が出来て非常にラクチン。で、自分なりに燃調のセッティングデータを作りCBR600RRに落とし込んできたのでどう変わっているかこれまた楽しみ。そして車体の方は良い方向に向かっているのは間違いないが、まだまだフロントの印象がイマイチ悪い。ここを改善できれば更なる飛躍が出来そうなだけにセッティング能力無い自分がもどかしい・・・。
AM7:30 SUGO入り。今回のエントリーは私がCBR600RRでチャレンジAST600、高橋さんが選手権GP-monoに参戦。そして今年フレベに加入したばかりの内海さんが06'CBR600RRでサンフェスFNBに初参戦!!
普通の人ならもう少し走り込んでとかで一歩踏み出せないレース参戦ですが、さすが元SP250ライダー根性が違います!
しかも今回の前日練習で47秒まで入ってしまうんですもん、先が楽しみです♪
さてさて自分の方は10:40~本日1回目の走行開始。リアタイヤは今回のレースから使用するダンロップの新作タイヤR2Nを履いてコースイン。フロントのフィーリングも以前に比べ良くなって来ており今季ベストの38秒5を記録。その後もタイムアタックを続けようとするが集中力が続かない・・・。この集中力なんですが今年は去年に比べイマイチ長く保たれていない感じがする・・・。レースでそうなんですがだいたい5~7周で何らかの要因があるとプツッと集中力が切れちゃうの。たとえばコース上で転倒している車両がいるとか、ちょっとビックリするような抜かれ方されたりとかね。今後はこの集中力を持続できるトレーニングをしないと上を目指せないかも(汗)まあそんなこんだでいい感じで1回目の練習終了。
その後、須貝さんに走りのアドバイスを受けたりして2回目に向けて反省点を復習する。
13:30 2回目の走行開始。フィーリングは悪くないんだけど38秒が刻めずに39秒をウロウロしている。リアの伸び側をいじってみるがイマイチ分からずで練習終了。①コーナークリップ付近でブレーキを離すとフロントが少し跳ねる感じ。ハイポイントでブレーキングを遅らせるとアンダーがきつくなる→アクセルワイドオープンでリアのトラクションが薄い(たまにリアが滑る)
そしてレインボーでアンダー気味、またまた110Rでアクセルを開けるとフロントから転びそうな雰囲気になる。でシケイン進入でもっとブレーキを強く掛けながらクリップへ向かいたいんだがフロントがこじれる感じがする等々上げ出したらキリが無い(笑)
確かにバイクのセッティングも要因でしょうがライディングの要因も結構あるかも・・・。
実際最近少々乗り方を変えたら明らかにアクセルが開け易くなったコーナーもあるのです。バイクってやっぱり難しい・・・。
煮詰まった自分なら3回目の走行を行うが、最近ろくなことが無いので辞めておく(爆)
さっさと明日の準備に入り、オイル交換&エレメント交換←CBR600RRのエレメント交換はマフラー外さないと出来ないの!!面倒くせ~!!そしてロガー外してタイヤ交換。エントリー受付と黙々と作業を行い17:30 帰宅。
しか~しどうもフロントの感触について煮え切らない自分がいる。夕食を終えてからフクダさんに電話してアドバイスをしていただくと不思議と肩の荷が軽くなって就寝♪
8月10日(日) AM6:00 起床。外を見ると、どんより霧が立ち込める・・・。
AM7:30 SUGO入り。内海さんの車検が早いのでバタバタと用意をしていると霧雨が降り始める(涙)慌ててスペアホイールにレインを履かせるためダンロップサービスへ走る!AST600の予選は10:00からなので天候がどう変わるか静観して、昨日フクダさんにアドバイスしてもらった対策をやってみる。その後車検の準備~車検は問題なくパスし、すぐにサンフェスFNBの予選が始まる。
この頃は完全にウェット・・・内海さんにレインタイヤを渡すがすでに交換する時間はなく予選開始。転倒しないようにと強引に送り出す。タイムはどうあれ周回は重ねて無事生還。
GP-monoの予選時はレインとドライタイヤが半々で始まる。しかし状況はドライタイヤのようだ。そして自分の番は問題なくドライタイヤのようだ。しかし表面上はドライでもストレートでは水しぶきが出るところもアリ、また埃は結構浮いていそう・・・。速そうな人を見つけて付いていくがイマイチ全体的にペースが上がらない。痺れを効かせて全走者をパスしてタイムアタック開始。39秒5を記録してもう1周と言う所でシールドに雨粒が付くのでタイムアタックを切り上げる。←この判断が良くなかった!ピットに戻り他の人たちは残り数周のタイムアタックでどんどんタイムが上がっていくではないか(ショック)結局自分は総合12位で終了。AST600の岸本選手と黒川選手は35秒台!!たらればだが38秒前半だと5~6位なのでもう少し頑張れば良かったと後悔・・・。
予選終了後はどんどんと天候が回復して暑くなってくる。しかし風も強く体感温度はそうでもない感じ。自分の予選終了後サンフェスFNBの決勝が始まり内海さんは自己ベスト更新の45秒でデビューレースを6位入賞で飾り、GP-monoの高橋さんは43秒前半で周回を重ね、次戦全日本へ明るい兆しが見えるレースでした。
14:20 そしてそして本日の最終レース、チャンピオン&チャレンジST600のスタ前チェックが始まる。コースオープンになるといつも通り真っ先にコースインして感触を確かめる。グリッドにバイクを並べていつも儀式・・・ウォームアップランが始まり集中力を上げる。
ゆっくりとバイクを停止しシグナルが変わるのを待つ。場慣れしているせいかかなり落ち着いている自分にちょっとビックリ。シグナルが消灯しスタート!クラッチミートは大成功だが大成功しすぎてフロントが浮いてしまう(笑)ここで少々ロスをするがグリッドが前の相澤選手や熊谷選手の前には出れたが後ろの翔君とかに先行されてしまい12位前後で①コーナーへ。
①~②~③で強引に翔君他1~2台をパスしてAST600の小島選手の後に付く。その後数周はすぐ後について様子を伺う作戦。小島選手とは前半部分同じような走りであるが後半は自分の方が速い。しかしシケイン立ち上がりでは小島選手のアクセルワイドオープンで少し離されてしまうの連続(汗)そんなこんだで7周目のシケインで黄旗+オイル旗が出ている!
ちょっと躊躇してシケインへ進入すると、なんと!!関選手が転倒している~!路面を確認するようにシケインをクリアするとリズムを崩してヘロヘロってシケインを立ち上がる。ここで小島選手に差をつけられバトル終了。
ほんと自分はこの辺が甘過ぎますわ(怒)その後の目標が順位アップから順位キープに変わりミスをしないように慎重になる。後には絶対azの相澤選手がいるはずなのでミスは許されない・・・気持ちのせいか、タイヤのせいか、また③コーナーでも転倒がありだんだんとリズムが狂ってくる。このままでは絶対相澤選手に刺されると思いラストラップのシケイン進入でブロックラインに切り替えるとブレーキングであれ?あれ?あれ~っと止まらずにオーバーラン・・・難なく相澤選手に抜かれてしまいそのままチェッカー(涙)
結果総合10位で今回のレースは終わりました。
反省コーナー:結果は10位でしたがタイムは38秒台も記録できました。同じタイムでも今シーズン前半のフィーリングより全然安心してタイムが出ているので少しずつではありますが調子は上向いているようです。
また、ライディングを少し変えたおかげか、フロントのセッティングを変えたせいかははっきりしませんが、確実に③コーナーとSPインのフィーリングも向上しているので次戦が楽しみになって参りました。最初にも書いた各コーナーのセッティングを煮詰めればまだまだ行けそうですのでこれからも見守っていてください!!
最後に今回も色々アドバイスいただいたフクダテクニカ様、ダンロップ様、モチュール様そしてガレージLINK様、フレベチーム員の皆さんありがとうございました。
次の予定はお盆開けのSUGO全日本お手伝い、翌週はもて耐の本番!それが終わるとまた翌週SUGO選手権としばらくレース漬けの日々が続きそうで~す O・SHI・MA・I